「今回はコジマ電気の話か?
それとも、アンジャッシュの児嶋の
話か?」
というところなのですが、コジマ電気
さんでも、児嶋さんでもなくって、神奈川
県の相模原にある、コジマ技研さんの
話なんです。
このコジマさん、正式名称は「コジマ
技研工業有限会社」、社長さんは児嶋
さんではなくって、「小嶋さん」、設立は
1985年、資本金1000万円、従業員数
12名、事業内容は万能自動串刺機
および自動供給取出装置等周辺機器の
開発・設計・製作・販売、竹串等関連
資材販売、となっています。
ホームページを見てもらうとわかるの
ですが、この会社、会社設立前から串刺し
機を開発し、串刺し機一筋40年近くという、
自動串刺し機の国内シェアが95%という
会社です。
(国内シェアはテレビでの受け売りです)
串に刺す食べ物は意外に多く、HPには、
焼き鳥、おでん、だんご、串カツ、串揚げ、
などいろいろな種類があるんですね。
串の種類も、丸串、鉄砲串、角串、平串
などいろいろあるようで、ぜーんぜん、
知りませんでした、です、はい。
生産量でも、1時間で、300本から、
1万本まであるようで、1万本などという
機械はどんなところで使われているんで
しょう?
ホームページの製品をクリックすると、
串刺し動画を見ることができる機械も
ありますよ。
ということで、特許のほうをプラピ
(J-PlatPat)さんにお願いすると、
特開2012-213398「串刺し装置」と、
特開2012-214298「搬送装置と
処理装置との間の位置合わせ機構」、
さらには、実用新案登録3173953号
「搬送装置のアタッチメント着脱装置」
というのが出てきました。
(特許出願のほうは、審査請求期間
の端境期で、審査請求されたのか
どうかわかりません)
ということで、内容を見てみると、以下の
ようになっています。
・ 串刺し装置
【課題】 面倒で熟練の要する串刺し作業を
自動的に安産かつ信頼性高く行うことができ、
作業者への負担を軽減することができる
串刺し装置を提供する。
【解決手段】 串刺し装置1の串刺し機構20が、
電動モータ21の回転を串2に側方から作用
する可動要素12の往復運動に変換する機構と、
電動モータ21の回転を揺動アーム24の揺動
運動に変換すると共に、揺動アーム24の揺動
運動を串2の後端を軸方向に押し出す押出
要素27の往復運動に変換する機構と、
を含んで構成され、串収容部10内の串2を
1本ずつ可動要素12の往復運動を利用して
順に取り出すと共に、この串2の後端を、
押出要素27の往復運動を利用して押し
出すことにより、串刺し部30において
串刺し処理を行う。可動要素12の往復
運動に対して所定以上の負荷が生じた
ときに、可動要素12に電動モータの
駆動力を伝達させないようにした駆動力
吸収機構が備えられる。
・ 位置合わせ機構
【課題】 簡単かつ低コストな構成でありながら、
処理装置と搬送装置の位置合わせを容易
かつ正確に行うことができるようにして、
作業能率を大幅に改善することができる
搬送装置と処理装置との間の位置合わせ
機構を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、環状連続体110の
回転により被搬送物を搬送する搬送装置
100と、搬送装置100により搬送される
被搬送物に対して所定の処理を施す
処理装置200と、の間の位置合わせ
機構であって、搬送装置100を、環状
連続体110及び駆動軸131を支持する
フレーム101と、前記フレーム101を
分離可能に支持する支持台150と、
を含んで構成し、駆動軸131と、出力軸
220と、の芯合わせを行った後、駆動軸
131を支持するフレーム101と、支持台
150と、の間の高さ調整を行うことを
特徴とする。
実用新案のほうは、以下の1時間
1万本というものの、脱着式食材トレー
です。
http://www.kojimagiken.co.jp/products/product03.html#table05
製品名はアルファベットと数字の組み合
わせで、当然に、商標登録はされていませんが、
なんか、愛称をつけたほうが、もっと知れ渡る
のでは?
たとえば、「串刺し君」などいかがでしょう?
(私の考える範囲では、こんな愛称しか考え
つきません。 すんません。
てゆーか、B to B製品(ビジネス用途製品)
ですので、別に一般の消費者に知ってもらう
必要がなくって、大きなお世話ですね)