なでしこ負けちゃいましたね。
岩渕真奈ちゃん、頑張っていたのに、
残念です。
監督さん、今回は、「まなかな、まなかな」
とかの冗談を言わず、責任を取ってやめちゃい
ましたが。
「スポーツ新聞も、勝ったら勝ったで
持ち上げておいて、負けたらスポーツ
記事ではなくて、ゴシップ記事ばかりが
書かれて」、などと、監督さん、苦言を
呈したそうで。
まあ、スポーツ紙だって、売れないと
いけないですので、勝っているときには
みんなが読んでくれるように、ちょうちん
記事を書く必要がありますし、負けている
ときには、やはり読者の興味がありそうな、
原因を誰かに押し付けるという記事が
必要なわけでして。
まあ、スポーツ新聞も、監督さんの言って
いることは百も承知なのでしょうが、そこは
商業主義のほうが優先するのでしょう。
(私は、スポーツ新聞の回し者ではありま
せんので、念のため)
ということで、本日はなでしこの負けた
原因をスポーツ的に探るのか?というと、
さにあらず、なでしこさんが2011年に
国民栄誉賞をもらったときに、その副賞と
して化粧ブラシを贈呈されたのを覚えて
いますが、これを作ったのが、「竹田ブラシ」
さんというところだそうですね。
化粧ブラシ7本セットで税別40,700円だった
そうで。
メディアでは、熊野筆という名前で紹介
されていたようで、上のホームページでは、
なく、竹田ブラシ製作所さんが製造したんだ
よという、「間違えないでね」というのが
いろいろ書かれています。
この会社は、1947年創業、本社は広島県の
熊野町は、書筆、画筆、化粧筆、など歴史の
協同組合が、「熊野筆」という名前で団体商標を
取得して、竹田ブラシさんは、この組合員なん
ですってね。
商標関係を見てみると、以下のように
なっています。
・ 登録4827487(団体商標)
「熊野筆」というものの標準文字商標で、
指定商品は、筆,毛筆,絵筆,画筆 、
化粧用はけ,ヘアブラシ,紅筆,
まゆ毛用ブラシ。
・ 商願2015-086677(団体商標)
指定商品は同じで、筆,毛筆,絵筆,画筆
化粧用刷毛,ヘアブラシ,紅筆,
眉毛用ブラシ。
団体商標って何だ?というのは、以下で、
ヒジョーに簡単に説明していますので、必要
でしたら見てください。
それじゃあ、熊野町というところが、
化粧筆の一大産地なのか?というと、
そのとおり、株式会社白鳳堂さんをご存知
ですか?
「俺は化粧なんかしないんでそんなの
知らねーよ」という方もお出ででしょうし、
「あー、知ってる、知ってる、使って
いるわ」という方や、「そんなのメー
キャップアーティストなら誰でも知っ
てるよ」など、さまざまなのではと
思いますが、この白鳳堂さん、2006年に
「元気なモノ作り中小企業300社」に
選ばれて、2006年の資料では化粧筆で
世界シェア60%なんです。
白鳳堂さん、OEM(相手先ブランド製造)が
多いようですが、デパートの化粧品ブランド
ブースで販売されている高級化粧筆の6割が、
OEMも含めこのメーカーさんのものなんです。
なども受賞しており、以下を見ると、最近は、
自社ブランド販売にも力を入れているよう
ですね。
http://www.hakuho-do.co.jp/user_data/stores_kyoto.php
正式名称「株式会社白鳳堂」、設立が1974年、
資本金5千万円、売上高が27億円、従業員数
340名、事業内容は化粧筆・書道筆・面相筆・
日本画筆・洋画筆・デザイン筆・工業用筆で、
化粧筆が95%の比率です。
登録ブランドとしては以下があるそうです。
Misako Beverly Hills
HAKUHODO
hakuho-do
ふでばこ
magnifica
LA MARCHE
標準文字商標以外の商標登録は、
以下となっていますよ。