それでは、今回から詳細を見て行くことに
致しましょう。
先ずは、企業別の技術分野の概要を
見てみましょう。
前回と同じFIサブグループ全体の
分析マップを上に、これを企業ごとに
見たマップをその下に載っけてみましょう。
そうすると、サムソン電機は電子部品屋
さんですので、コンデンサやデジタル変換
素子に力を入れており、マイクロソフトは
グラフィカルユーザーインターフェイス、
これに関するCPU、さらには情報検索関係
に力を入れており、グーグルも検索関係に
力を入れているのがわかります。
アップルさんもGUIとそれに関すると
思われるデジタル変換素子などに力を
入れているというのがおおよそわかります。
この辺は、企業別分析でさらに調べて
みましょう。
それでは、前回調べた以下のFIメイン
グループの詳細を調べてみましょう。
まずは、グラフィカルユーザーインターフェイス
関係が含まれる、G06F3ですね。
FIのG06GF3はPMGS(プラピ(J-Plat
Pat)でのパテントマップガイダンス)に
よると、「計算機で処理しうる形式に
データを変換するための入力装置;
処理ユニットから出力ユニットへ
データを転送するための出力装置,
例.インタフェース装置」となっています。
内訳は以下のようになりました。
上のマップはグラフ化するために、説明を
省略していますので、念のために、それ
ぞれの詳細を以下に示します。
G06F3/048:・・GUI技術、例.ウィンドウ,
アイコンまたはメニューとの相互作用
G06F3/041:・・・変換手段よって特徴付け
られたデジタデジタイザー,例.タッチ
スクリーンまたはタッチパッド用のもの
G06F3/01:・・ユーザーと計算機との相互
作用のための入力装置または入力と
出力が結合した装置
G06F3/044:・・・・041で、容量性手段によるもの
G06F3/033:・・・ポインティングデバイス,例.
マウス,トラックボール,ペンまたはジョイステック
G06F3/023:・・・キーボードで発生した情報を
コードに変換するための装置
G06F3/02:・・キーボード
G06F3/14:・表示装置へのデジタル出力
G06F3/16:・音声入力;音声出力
G06F3/06:・記録担体からのデジタル入力
または記録担体へのデジタル出力
G06F3/045:・・・・変換手段によって特徴付け
られたデジタイザー,例.タッチスクリーン
またはタッチパッド用のものが抵抗性
要素を用いるもの
スマホはタッチスクリーン化されていま
すので、これをどのように具現化するかと
いう研究開発が多いようです。