何だ?「しんくちけん」って?という
ところですが、読み方はちょっと違って、
「しんろけん」なんです。
新ロ研さんの正式名称は、「新世代
ロボット研究会」であって、これを短く
したのが「新ロ研」なんです。
新ロ研さんて、なーんだ?というのは、
以下のように、愛知県内の中小企業
さん、いわゆる町工場さんが集まって、
それぞれの得意分野を生かして、
介護施設などの見守りロボットの実用化
に向けて取り組んでいる研究会なんです。
見守りロボットのほかに、医療用の
検査装置なども研究しているようですが、
見守りロボットのほうは、この研究会が
開発したものではなくて、以下の、第三
セクターの、株式会社ブイ・アール・
テクノセンターが開発したものなんです。
http://www.vrtc.co.jp/deve/patrol.html
ちなみに、VRテクノさんは、以下の
ように88社も出資して、平成5年に発足
した会社で、事業内容は、VR・ロボット・
システム開発、航空宇宙人材育成・
CAD研修、ネットワーク構築・運用保守、
テナント事業などをおこなっています。
http://www.vrtc.co.jp/kaisha/kaisha.html
このVRテクノさんが開発したロボットの
製品化について、新ロ研さんが精密化や
軽量化、コスト低減などで開発をおこ
なっているんです。
この見守りロボットというのは、下の
ような機能があるわけですが、柄の
上部にカメラが内蔵されており、自力で
走行しながら、映像をモニターに転送
したり、倒れている人を検知したら通報
したり、入所者と簡単な会話もできるん
です。
http://sinroken.com/mimamori.html
動力は、リチウムイオンバッテリーだ
そうで、アルミを使用したりして軽量化を
図っているそうです。
どんな特許出願となっているかを調べると、
出願がVRテクノさん、特開2015-1810
「移動ロボットシステム」で、現在審査中と
なっています。
意匠のほうも、下のように登録されて
いますので、サービスロボットに同じ
ようなデザインを施すと、東京オリン
ピックロゴ状態??となってしまい
ますので注意しましょう。
ですが)