前回の続きで、意匠分類・Dタームがわかり
ましたので、最初に、このH7-6243ADって
何なんだ?というのを調べましょう。
まずは、「意匠公報テキスト検索」に戻りま
しょう。
分類リストを調べることができます
ので、上の、「分類リスト」をクリック
致しましょう。
日本意匠分類は、いろいろ変更されて
いるのですが、H7-6243ADは平成17年
1月1日施行版で施行されてその後、
変更はないようです。
(各自、調べてみてください)
ちなみに、平成17年1月1日施行版を
クリックすると、以下のようになり、さらに、
以下の赤枠で囲んだところをクリックすると、
新しく「Dタームの運用を開始」したんでーす
と書かれています。
(それ以前の分類と、大幅に異なる運用に
なったというわけですね)
ということですので、平成17年1月1日
版で、以下のHグループをクリックすると、
PDFとなりますので、H7-6243ADを
見つけましょう。
(意匠分類・Dタームについて、さらに知り
たい方は、「日本分類表の見方」と「凡例」
というところに詳しく書かれていますので、
是非どうぞ)
H7-6243ADって、ヘッドマウント型の、
小型のデータ表示器だったんですね。
(横についている、アスタリスクは何
なんだ?というのは、「日本分類表の
見方」に書かれています。)
腕時計型というのも、その上にありますね。
さらに、以下も見てみましょう。
http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/isyou_bunrui.htm
旧意匠分類(昭和58年施行版)との
関係も見ることができますね。
ということで、意匠分類・Dタームが
わかりましたので、これで、「日本意匠
分類・Dターム検索」画面か、「意匠公報
テキスト検索」画面で意匠を検索でき
ますが、意匠公報テキスト検索画面で
検索致しましょう。
「やっと検索できるんだもんねー、ルン
ルン♪♪」などと鼻歌交じりに以下のように
打ち込むと、「入れ方、悪いから、検索
なんて、やってらんねーよー。」などと
怒られてしまうんです。
「しょうがねーなー」などと、またもや、
つぶやきシローさん状態で、ヘルプを検索
すると、「連続的に打ち込めよなー」と書か
れているんです。
「はいはい、私が悪うごぜーましただ。」
などと言いながら、「H76243AD」と連続
的に打ち込むと、「ピンポーン、155件
でーす。」と出て来るんです。
というように、意匠分類・Dタームで
検索できますので、簡単でしょうーー??
特許などを検索しなくても、どんな企業が
開発してるんだ?というののあたりをつける
こともできますよね。
まあ、意匠分類・Dタームの調べ方は、
この方法だけではないですが、今回おこ
なった方法は非常に簡単ですので、覚えて
おいて損はない???
尚、今回は、一つの意匠分類・Dターム
しか調べませんでしたが、仕事で、出願人
から調べる場合には、漏れが出ないように、
いろんな出願人を調べて、意匠分類・D
タームを特定するのが賢明です。
ということで、次回は、特許出願関係を
調べて行きまっしょい!!