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Channel: 知財アナリストのひとりごと
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特許検索海外編 12 LENSで、自動車眠気判定方法を分析してみよう その1

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 なんか、眠くないですか?

 

 「秋眠暁を覚えず」、なんちゃって。

 

 「バカヤロー、オメーじゃねえから、

眠くもなんともねーよ。」という意見は、

シカト致しましょう。

 

 でも、車運転していると、心地よい眠りに

誘われますよね。(そのまま、気持ちよく、

天国(地獄??)間違いなしですが。)

 

 今、開催されている、シーテックでは、

スマートコクピット花盛りのようです。

 

 私は、行っていないのでわかりませんが、

クラリオンは、シートを振動させたり、

デンソーは居眠りを警告したり、オムロン

集中度センサーなどを備えているそうで。

(と、日経産業新聞に書いてありました。

以下は、クラリオンです。)

 

http://car.autoprove.net/2016/09/32540/

 

 最近、親切にも?運転中に眠気を判定して

くれたりする製品が出ていますが、自動運転

になっても、やっぱり、車の中で寝ている

わけにはいかないようです。

 

 自動車の運転での眠気を判定したりする

のって、どんな企業が研究してるんだ?と

いうのに興味がありますので、ちょっと、

特許出願や登録の公開情報から、調べて

みましょう。

(ちょっとだけよ。)

 

 居眠り判定などって、どうやって調べれ

ば、いーんでしょうね。

 

 と言いながら、一から説明しているとまた

眠くなって来てしまいますので、結論を先に

言うと、IPCのA61B「診断」というところに、

5/18「心理検査であって、車両運転者のための

もの」というのがあるんです。

(FIもIPCも同じで、Fタームのテーマ

コードのほうは4C038となります)

 

 まあ、さらにどんなふうにして判定する

んだ?とか、何を測るんだ?とか、さらに、

FIやFタームで絞り込めるのですが、

めんどいことが嫌いな王花陣流?に、

えいやーっと、FIまたはIPCの、A61B

5/18で検索してみましょう。

(このままですと、関係ないものも

紛れ込んでいますので、皆様が仕事で

分析するときには、きちんと検索しま

しょうね。) 

 

 まずは、The LENSを開きましょう。

 

https://www.lens.org/lens/structured-search

 

 次にIPCで、「A61B5/18」を入れましょう。

 

f:id:oukajinsugawa:20161005092411j:plain

 

 さらに、「Submit Search」をクリック

すると、検索結果が出て来るわけですが、

ちょっと、この画面を調べておきましょう。

 

 まずは、IPCのところは、以下のように、

検索フィールドを変えることができるん

です。

 

f:id:oukajinsugawa:20161005092430j:plain

 

 ここで、「Lens ID」というのは、公開

文献に割り振られた、このデータベース

特有の番号です。

 

 レポートなども検索してくれますので

(100%ではないですが)、「Authors」と

いうのもあるんです。

 

f:id:oukajinsugawa:20161005092451j:plain

 

 上の「Dates」というところは、インプット

部分をクリックすると、カレンダーが出て

きますので、日にちを打ち込む必要はない

ですし、「Jurisdictions」というのは管轄

特許庁ですので、これを指定することも

できるんです。

 

 その下は、ドキュメントのタイプの指定も

できますし、オプションもありますので、

是非どうぞ。

 

 ということで、今回は、何も指定しないで、

IPCのみを指定した結果が以下となります。

 

 そうすると、「おめでとうございます、

4242件ヒットして、ファミリーでの件数は

1994件です。」というのが出てきました。

 

f:id:oukajinsugawa:20161005092546j:plain

 

 ということで、次回に続く。

 

 

 

 

 


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