長岡技術科学大学大学院の寺嶋瑞仁
さんが起こしたベンチャー「CuboRex」が、
来年4月に無限軌道ロボット(クローラ)を
応用し、砂利道や水たまりなどの悪路でも
走行できるスケートボードを発売する
そうですね。
モーター走行ができるそうで、走り出し
と下り坂では自力走行、そのほかはモー
ター走行へスムーズに切り替わるそうです。
日刊工業新聞によると、クローラユニット、
バッテリーなどのキットで、最低でも
45万円もするそうですが。
まずの販売は、夏場のスキー場、アウト
ドア施設を考えているそうです。
スキー場でのメリットは、草スキー用に
地面に敷くシートの張り換えがいらない
そうで。
どんなものかというと、下のようなもの
だそうで、動画もありますね。
新聞によると、最初は、スケボー同様、
足でけり出して加速し、ベルト回転数と
モーター回転数が同じになると、モーターに
切り変わるんだそうで、バッテリーも積んで
いるんですね。
どんな技術を応用しているのか特許
出願を調べると、クローラユニットが特許化
されており、特許5806370(特開2016-
022912)「履帯およびこれを備えたクローラ
ユニット」となっており、スケボーではない
ですが、以下のようになっています。
【課題】
軽量でかつ簡易な構成の履帯を提供する
ことにより、履帯を含むクローラユニットや
移動ロボットの軽量化を図る。
【解決手段】
本発明は、スプロケット32,33により
回転駆動される無端状の履帯30に関する。
履帯30は、回転方向に並ぶ複数の履板部
41と、履板部41よりも薄肉に形成され、
隣接する履板部41どうしを連結する屈曲
自在なヒンジ部42とを備える。履板部41
およびヒンジ部42は、合成樹脂により一体に
形成されている。
ということで、この技術を生かし、他の
ロボット開発などにも応用していくので
しょう。