次は意匠検索ですね。
まずは第1番目は「意匠番号照会」で、
出願番号などがわかっている場合には
使用できますが、出願番号などがわかって
いるというのはめったにないのでは?
英語版もありますよ。
3番目の「意匠公報テキスト検索」では、
物品名や意匠権者等のキーワードで検索
しますが、検索できるのは2000年1月
以降発行の意匠公報となります。
4番目が、「日本意匠分類・Dターム検索」
で、以前に、「Dタームって何だ?」というのを
取り上げました。
これは、英語表示での検索も可能です。
(5.意匠公報分類検索(英語表示))
次は6番目の「意匠公知資料照会」ですが、
これは公知の資料番号などを入力して調
べることができるのですが、資料番号が
わかるというのは、そんなにないのでは?
7番目は「意匠公知資料テキスト検索」で、
物品名や、日本意匠分類・Dターム等で
検索することになります。
8番目以降は意匠分類などを調べることが
できるようになっていて、特許とか実用新案
でのパテントマップガイダンス(PMGS)のような
ものですね。
話は変わって、次は商標検索です。
まずは1番目の「商標番号照会」です。
これは出願番号とかがわかっている場合に
使います。
2番目の、「商標出願・登録情報」では、
商標名や、出願人等で検索をかけるわけ
ですが、こちらは詳細のところで検索方法を
説明しますが、特許や意匠と違って完全
一致検索となりますので、「トヨタ」と打ち
込んでも「そんなのないもんねー」と、むな
しく返って来るだけですので、注意しましょう。
この「商標出願・登録情報」ページでは、
英語版もありますので、「日本語での検索
は、やだもんねー」という方は、是非どうぞ。
次の4番目の「称呼検索」は読み方が
わかっている商標の場合には、カタカナで
入力すると調べることができるんです。
商標法では、「呼称」でなくて、「称呼」と
いうんです。(何で、故障でなくて、証拠
なんだ?というのはシカト致しましょう)
次は「図形等商標検索」ですが、これは、
後ほど使い方を勉強しましょう。
次の「図形等分類表」もクリックすると、
こんなん、出てきますので、そのうち勉強
致しましょう。
この「図形等商標検索」と「図形等分類表」も、
英語版が、ございます。
9番目の「商品・役務名検索」は、商品名
などを調べるときに使いましょう。
役務って何だ?というのは、サービスの
ことなんです。
「商品・役務名検索」には英語版も、
ございます、ざーます。
「商品・サービスの国際分類表」と
いうのもあって、これが12番目です。
13番目と14番目は、「日本国周知・
著名商標検索」で、これは以前に取り
上げました。
「登録できない商標なんじゃねーか?」と
心配な場合には、15番目の「不登録
標章検索」を使って調べることに致しま
しょう。(すべてが出て来るわけではありま
せんので注意しましょう)
次は、審判関係です。
1番目の「審決公報DB」は文献番号が
わかっていれば、審決・異議決定などの
「アウトー」とか「セーフ」などがわかるように
なっています。(それだけでなく、詳細を
見ることができますが)
2番目の「審決速報」では、公報が発行
されるまでの情報を調べることに致しましょう。
最後に、経過情報検索です。
1番目の「番号照会」では、出願番号等を
入れて、「現在どんな状態なんだ?」という
のを調べることができます。
(平成2年1月以降の出願を見ることが
できるんです)
ただし、特許出願などを検索した場合に、
以下の画面でも見ることができますよ。
2番目の「範囲指定検索」では、種別や
日付などを選択して調べることができるん
です。
最後の「最終処分照会」では、その
名の通り、「最終処分は登録なのか?
拒絶確定なのか?」など調べることが
できるんです。
ということで、これぜーんぶ使い
こなしたら、プラピさんも、満足で
しょう???
次回からは、それぞれの使い方
詳細に移ります。