久しぶりに弁理士会のHPを見てみま
したら、【PATやってみた!番外編】と
いうのが目につきました。
もともと弁理士会のHPをあまり見ない
ので、「これって、何だろねー。」などと
つぶやきながら見てみると、いろんな
動画が出てるんですね。
結構おもしろいものがあり、「第9回
寸止めの打撃を判定する装置」というのが
おもしろそうなので、特許を検索してみる
と、ありますね。
特許5057178「離隔攻撃判定装置」
(株式会社クリエイティブサポート、
株式会社日本マイクロシステム)という
もので、以下のようになります。
【課題】
相手の身体に触れないで有効範囲に
打拳が来る競技では、近接センサーを
用いたとしても、所定の範囲に物体が
あるとそれを検出するので、相手の打撃
なのか、単にリングコーナーに選手が
近づいただけなのか、自分の拳でガード
しているのか判定がつかない。
【解決手段】
本発明は、頭部保護具および胴部保護
具にもうけられた受信機と、グローブに
内蔵された発信機と、その発信機の電波を
受信した受信機の信号を送信するデータ
受信して有効打を計数し表示する制御
手段とを有している。そして発信機と受信
機はお互いに対であることを判断できる
信号を授受し、受信機は送信機が一定
方向に近接したときに受信する指向性
アンテナを持つ。
明細書を見ると、これ以前にも、特開
2000-42162「有効打判定装置」なども
あるそうで、この装置の不具合部分を
解消したそうです。
ちなみに、クリエイティブサポート
さんは、このほかに、特許5435374
「競技リング」というのもあり、
【課題】
従来の剛性金属枠と金属枠木製パレッ
トの競技リングは丈夫ではあるが重く、
かつ競技台の水平面を保つのが困難で、
更には組立てが重労働で危険な作業で
あった。
【解決手段】
競技台を、複数の樹脂パレットを平面
的にほぼ正方形になるように並置整列させ
て構成する。その競技台の四隅にポールを
配置し、下方でそのポールを中央に向かって
牽引するブレスと、上方で競技台の周辺に
添った互いのポールを独立的に牽引する
ロープとを配置する。樹脂パレットの互い
に隣接する交点では、それらを接続支持
する支持手段を設け、その支持手段は、
伸縮可能でその伸縮した状態を固定でき
る複数本の支柱と、支柱の上方に設けら
れた支持台と、その支持台に設けられた
樹脂パレットの固定手段で構成する。
以前に書いた、以下の、大仁田さんの
リングと違い、安全そうですね。
ということで、弁理士でなくても、見る
ことができますので、「PATやってみた!」、
を、是非どうぞ。