この発明はどうなっているかというと、
特開2016-168664「動作支援ロボット」、
出願人は「マッスル株式会社」、発明者は、
中川志信、大須賀公一、玉井博文さんの
お三方となっています。
【課題】
人形型ロボットの動作を外部から支援
する動作支援ロボットを提供する。
【解決手段】
腕などの動作部を有する人形型ロボット
Rの動作部の動作を外部から支援する
動作支援ロボットDであって、前記動作
支援ロボットDの駆動機構Mが前記腕の
手などの動作部と係合され、それにより
人形型ロボットRの腕などの動作部を
動作させるものである。
【技術分野】
【0001】
本発明は動作支援ロボットに関する。
さらに詳しくは、多彩な動作により感情
表現を豊かになし得て人との親和性を
実現できる人形型ロボットなどの関節を
含む動作部を有する動作体の動作を
支援する動作支援ロボットに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、文楽においては人形(以下、
文楽人形という)が、図9に示すように、
3人の人形遣いにより操られて、観客に
感動を与える豊かな演技がなされている。
この演技においては、観客に感動を与え
るために瞬間的に通常の人間の動作で
はなし得ない誇張した動作もなされている。
かかる誇張した動作をなして観客に感動を
与えるためには、3人の人形遣いが
いわば三位一体となって文楽人形を
操る必要がある。そのため、一人前の
人形遣いになるためには、長年にわた
る厳しい修行が必要となる。
【0004】
一方、一般生活の中にも多様な人形
型ロボットが進出するようになってきて
いる。これらの人形型ロボットの一つと
して文楽人形の動作に模した動作がなし
得るロボットを提供できれば、生活が
豊かになるものと推察される。その際に、
人形型ロボットとそのロボットを駆動
する駆動装置との分離を図れば、生産
性の向上が図られるとともに、人形遣い
の名人芸の伝承も可能になるものと
思われる。すなわち、駆動装置をロボット
により構成し名人の技を記憶させることに
より名人芸の伝承が可能となる。
ということなのですが、実はこのお三方の
玉井さんはマッスル株式会社、中川先生は
先生が説明をしています。
文楽人形の動きロボットに 驚きやおもてなしを表現 - YouTube
こちらのほうも、このお三方の発明で、
特開2016-144545「生活支援伸縮自在ロボット」、
こちらの出願人は大阪芸術大学となっています。
【課題】
感情表現が豊かで人との親和性を実現できる
生活支援伸縮自在ロボットを提供する。
【解決手段】
本発明の生活支援伸縮自在ロボットRは、
頭部10と頸部20と肩部30と胸部40と芯部
50と右腕部60と左腕部70とを備え、前記
芯部50は上部芯51と下部芯52とを含み、
前記上部芯51と前記下部芯52とは可撓性を
有する線状部材により連結され、それにより
胴が伸縮動作するようにされてなるもので
ある。また、肩部30と腕部60,70とが可撓性を
有する線状部材を介して接合され、上腕部61,
71と前腕部62,72とが可撓性を有する線状
部材を介して接合され、前腕部62,72と手首
とが可撓性を有する線状部材を介して接合され
ている。
そのうち、怒りを爆発させるロボットが
出てきたりして、怖いですね~~、恐ろ
しいですね~~、おっかないですね~~。
(映画評論家の淀川長治さんの口真似で
読んでください!!)
芸術は、爆発だ!!
(こちらのほうは、岡本太郎さんの口真似
ですね)