今回も所さんのテレビ番組からの
話です。
東急ハンズで商品を物色していた
83歳の当田雄太郎さんという方が
細いアルミパイプを購入していたので、
その購入品を何に使うのかをインタ
ビューしていました。
話では、自転車のタイヤのチューブへ
挿入し、走れば自動的にタイヤに空気が
入る装置を発明したんだそうで、これを
量産できるようにして、企業に売り込む
ために、サンプル用装置を作成するんだ
そうで、購入していたのは、その部品
なんだそうです。
この方は、50代までは石川島播磨重工業
（ＩＨＩ）に勤務していたそうですが、
発明が好きなんですね。
タイヤに自動的に空気が入るシステムの
名前は「ミニポン」だそうで、先端が地面に
触れるたびにピストン運動で本体内部の
空気がピストン運動で押し出されタイヤの
中へ自動で空気が入り、空気が一杯に
なると、システムの先端が地面につかない
設計になっており空気が入り過ぎてしまう
こともないんだそうです。
どんな発明なのか調べると、ありますね、
特許5459725「自動吸気装置」だそうです。
【要約】
タイヤの空気を自動的に補給する自動
吸気装置を提供することを目的とする。
自動吸気装置は、緩衝体と弾性体と
中空状のピストン軸と中空状のシリンダーと
ピストンリングと、を備えており、タイヤが
接地することで、接地面付近のタイヤ
チューブと内接する緩衝体に対し、上方向
への力を発生させ、上方向への力により、
弾性体を介して、ピストン軸およびピストン
リングが上方向へ移動し、上方向の移動の
際に、ピストンリングの吸気穴から取り
込まれた空気室内の空気がピストン軸
内部へ送り込まれることで、ピストン軸
からタイヤチューブ内に空気が送り込ま
れる、自動吸気装置である。
この特許出願は、株式会社ソキュアスさんと
共願で、株式会社ソキュアスさんは、以下の
ように、中小消費財メーカー・卸を対象とした
成功報酬型のネット通販立ち上げ運営代行業
だそうですよ。
http://buzip.net/tokyo/socueus/
当田さんは、他にも以下のような発明、考案が
あります。
根がかり回収装置など、非常に魅力的ですが、
登録されていませんので、うまくいかなかった
のでしょうか？