前回の続きです。
・ 特開2011-189439 本田技研工業株式会社
「ロボット、ロボット制御方法およびプログラム」
よく見るホンダさんのロボットですが、
この出願は以下のような概要です。
【課題】姿勢に応じて、違和感のない
自然な音声を出力する。
【解決手段】ロボット4は、基体(基体41)に
可動連結した可動部(例えば、頭部42)の
駆動を制御する駆動制御手段(制御部
100)と、音声を生成する音声生成手段
(音声生成部110)と、前記音声生成手段に
おいて生成された音声を出力する音声
出力手段(音声出力部140L、140R)とを
有し、前記音声生成手段は、前記駆動
制御手段によって制御される前記可動部の
前記基体に対する姿勢に基づいて、生成
する音声を補正する。
・ 特開2011-167820 ATR
【課題】ロボットと人間とのコミュニ
ケーションをより円滑にできるよう、
ロボットの頭部の動きを制御する
頭部動作制御情報生成装置を提供
する。
【解決手段】頭部動作生成装置86は、
ヒューマノイド型ロボットの頭部の動きを、
当該ロボットが発生する音声に同期
して制御する制御情報を生成する装置
であり、句ごとに付されている談話機能
タグごとに、複数の頭部動作をどのような
確率で実行するかを規定する確率モデル
群100と、入力された句に付された
注釈に基づいて、確率モデル群100の
中から確率モデルを選択し、選択された
確率モデルにしたがった確率で、入力
された所定の単位の音声データに
対応する頭部動作コマンドをロボットの
制御部90に出力する頭部動作コマンド
生成部104を含む。
・ 特開2010-094799 株式会社リトルアイランド
「人型ロボット」
【課題】特定個人に似顔、似声により情報を
伝達する人型ロボットにおいて、音声を
発する際の動きのなかに、特定の話者の
個性を表現することにより、話者が伝達
しようとする愛情などを演出できる人型
ロボットを提供する。
【解決手段】特定個人に似顔のロボット
本体(1)の内部に搭載したストレージ
(3)にあらかじめ特定個人の声を
収録し発話するために必要となる
五十音等の音素データや特定個人の
癖となる動作データ等を登録し、
発話時にその音声を制御部(2)内の
メインCPUユニット(211)により
合成して、スピーカ(26)より出力し
、同時にアクチュエータ(9)〜(25)を
四肢動作させる。