それでは、今回は、実際に、分類相関
解析ツールを使ってみましょう。
この前の17回の最後で使った3C707
のマニプレータ関係で、人間型と、二足
歩行型の自立型ロボットで、3C707の
テーマコード及びこれに関連するFI分類、
以外を考慮して検索する必要がある
のか?というのを調べてみましょう。
http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/torikumi/searchportal/htdocs/search-portal/top.html
まずは、上のURLから入って、以下の
ように打ち込み検索を致しましょう。
そうすると、結果は以下のように
なりますよ。
(「+」は半角で打ち込みましょう。
「+」を全角にして検索すると、「そんな
該当データないもんねー」とむなしい
答えが返って来てしまいます)
ということで、赤字で示されている、
「人間」または「二足歩行ロボット」
関係をざーっと、見渡すと、ほかの
FI分類やFタームは、「人間」
などという文言が入っていても自律型
ロボットに関係するものはなさそう
ですし、相関スコアも低いし、という
ことがわかりますので、以下のように
チェックを入れると、自動的に検索式を
生成してくれます。
まだ、J-PlatPatを使い倒そうシリー
ズは、特許・実用新案分類検索を
説明していませんが、とりあえず、
特許・実用新案分類検索を使うと
して、上の式を、下のようにコピペ
致しましょう。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/tokujitsu/pcsj/PCSJ_GM201_Top.action
これで検索すると、「出ーたーなー」と
いうことで、1000件までしか表示して
くれませんので、発行日などで調整
致しましょう。
また、漏れのない検索式を作るためには、
以下の手順で、最初にFIを確認し、さらに
Fタームの確認を致しましょう。
ちなみに、並行して連載している
ロボット分析での二足歩行ロボットの
場合には、人間型マニプレータBS27は
産業ロボットなども入って来て選り分け
るのが面倒なため、FI のB25J5/00@F
とFタームのWA03だけで論理和を
取っています。
ということで、特許分類検索上級編にも
なると、それなりに、なんか、上級のような
気がして来たでしょう??
してきませんか?
それではまた。