ということで、玩具ロボットに分類されて
いる出願公開を見てきましたが、もっとも
出願が多い機械的玩具をさらに分類を
細かくして見てみましょう。
下は、2つのIPC分類に対し、どのような
課題、または解決方法なのかをFタームで
調べたものです。
機械的玩具の総数は、326件でしたので、
半数以上が、センサーやモーターが重要
なのがわかります。
(Fタームが多い順に並べましたので、
解決方法だけでなく、3C707AS36の
エンタテインメント用途や、3C707KS39
の検出対象が音声というものも入って
います)
歩行ロボットのセンサー関係は、今
までに取り上げた出願で代表されるもの
ですし、次のモーター関係は、すなわち
二足歩行、ニ脚式、脚式、人型歩行ロボット
を動かすためのモーター関係になります。
自動式ロボットのほうも、今まで取り上げた
ものが主ですので、玩具ロボットの分析は
この辺で終了しましょう。
ということで、最初に戻って、一番多い、
スポーツ;ゲーム;娯楽という技術分類の
調査が終わりましたので、次は、健康
ですが、これらは、以前にシリーズで分析
したロボットスーツ、アシストスーツ関連
ですし、ほかはほとんどが制御関係です
ので、ここでは、楽器、音響ロボットを見て
みましょう。
まずは、この前トヨタさんの中で漏れていた、
「擦弦楽器演奏ロボット」特開2010-271535
です。
このほかにも、2010年以降の公開では
以下のようなものもありますよ。