花粉症、ひどくないですか？
私は、生粋？？の田舎もんなので、
花粉症などにはならないわけでして。
（野生の猿も花粉症になるそうですので、
田舎もんとは、関係ないのかも知れま
せんが？？）
へんなこと書いて、田舎もんさん、
すんまへん！！
ということで、所さんの番組で、和歌
山県北山村という、人口が460人という
小さな村が取り上げられていましたね。
「じゃばら」という柑橘類が花粉症を
軽減する効果があるということで、栽培
しているじゃばらが売れに売れ、温泉
施設がリニューアル、小中学校の給食
費がタダ、修学旅行の旅費もタダ、
中学生は村の全額負担で海外に語学
留学ということで、ユズや紀州みかん
などが自然交配してできた、世界でも
ここにしか自生していない品種だそう
で、このため、3月の収穫期は、大忙し
なのだそうで。
村ではじゃばらを調味料として使用
しており、花粉症の人はいない、とか
やっていました。
じゃばらは、飲み物やマーマレードなど
さまざまな製品に加工して、日本全国に
出荷しているそうですね。
まだじゃばらが売れていない頃、定期的に
大量に購入するお客さんがいたそうで、
不思議に思って話を聞いてみると、花粉症の
子供がいるのだが、毎日じゃばらの果汁を
飲ませていたら花粉症が軽減したそうなん
ですね。
ということで、村が岐阜大学医学部に調査を
依頼したところ、じゃばらに含まれるナリル
チンという成分が、花粉症を軽減するのに
有効であるとの結果が出てて、それ以来
じゃばらが飛ぶように売れるようになったん
だそうです。
以下のURLを見ると、じゃばらには
ナリルチンの含有量が多いんだ、などと
出ています。
ということで、花粉症対策で、じゃばらを
使ったという特許出願などががあるのかを
調べてみましょう。
まずは、「じゃばら」と「ナリルチン」が
要約に含まれるものの出願公開を調べると、
以下のようになりました。
（伸縮自在部品の「じゃばら」というものも
ありますので、これを除いています。
「果実」でジャバラと記載されているものも
ありますが、取り除くのが面倒なため、ひら
がなだけで検索しています）
色をつけたものが、抗アレルギー剤
となります。
それでは、この中で、花粉症とうたって
いるものを調べると、以下の2件になるん
です。（こちらは「ジャバラ」でも調べて
います）
・ 特開2013-136528「抗アレルギー組成物」
【課題】安全な食品成分で構成され、
安心して摂取することができ、顕著な
抗アレルギー作用を有し、花粉症等の
アトピー性皮膚炎等、種々のＩ型
アレルギー性疾患の予防や改善に有効な
組成物を提供すること、またそれを用
いた抗アレルギー経口投与剤を提供
すること。
【解決手段】じゃばら果皮末及びナノ型
乳酸菌体を含有することを特徴とする
抗アレルギー組成物、該抗アレルギー
組成物を含有し、経口摂取できるように
製剤してなることを特徴とする抗アレ
ルギー経口投与剤、該抗アレルギー
組成物を含有することを特徴とする
飲食品及び飼料によって課題を解決した。
・ 特開2012-223188「飲食料品用
機能性エキス及び加工食料品の製造方法」
【課題】従前は廃棄処分されていた
ジャバラの果皮の活用、特に飲料品に
関し、ジャバラ果皮の苦味の除去、
また、花粉症などに有効とされる
ナリルチンを如何に有効に抽出
するかという課題があった。
【解決手段】ジャバラの果皮を乳を含む
液中で煮沸加熱する第１工程と、当該
第１工程後の果皮を洗浄する第２工程と、
当該第２工程後の果皮を６時間以上水
中に浸漬する第３工程と、当該第３
工程後の液体を滅菌処理する第４
工程とを経ることによって、上記課題の
解決されたジャバラ飲食料品機能性
エキスが得られた。
ということで、人によって、効いたり
効かなかったり、というのはあるので
しょうが、まあ、「イワシの頭も信心
から」ということで。
てゆーか、テレビで放送されましたので、
品切れ続出で、手に入らないのでは？？？