それでは、こんどは、用途別でロボットを
見て行きましょう。
下のマップは以前に分析したものです。
この中のまずは、エンタテインメントですが、
この前は、まずはマニプレータで限定した
後に、さらにFタームの3C707AS36の
「エンターテインメント用」として限定しました
が、今度は、最初から3C707AS36だけで
検索すると、以下のようになりました。
上の時系列での出願マップを見て
みると、1999年頃からエンターテイン
メント用ロボットの一大ブーム?が起きた
ようで、最近は沈静化??の傾向の
ようですね。
(後で、出てきますが、企業分析をおこ
なっても、2009年からのエンタテインメント
のFタームは非常に少なくなっています
ので、もしかすると、特許庁でのFタームの
割り振りが変わったのかもしれません)
まあ、それはさておき、今度は出願人を
見てみましょう。
なーるほど、原因はソニーさんだった
ようですので、時系列で出願人別に見て
みましょう。
やはり予想は当たって、ソニーさんが
1999年頃からがんがん出願していたん
ですね。
ウイキなどで調べると、ソニーさんの
ペット型ロボット、アイボは1999年から
2006年にかけて発売していたそうで、
出願時期と完全に合致しますね。
尚、話は全然違いますが、アイボって、
修理対応が2014年3月で打ち切られた
そうですが、ソニーの元社員が修理会社を
立ち上げて、アイボの修理をおこなって
いるという話を、この前テレビで取り上げて
いました。
この会社、株式会社ア・ファンという
そうで、アイボだけでなく、他のソニー
製品も修理しているそうです。
テレビでは、お年寄りの方が子供同然に
付き合って来たアイボが調子が悪くなって
きたので、修理を依頼され、大層感謝され
た様子などをやっていましたが、
千葉のお寺ではアイボの集団葬儀なども
おこなわれているそうで、これらのアイボから、
もう製造されていないパーツを取り出し、
修理に使うそうで、人間で言えば、臓器提供
ドナーのようなものですね。