パアグさんの正式名称は「株式会社パアグ」、
住友敬之さん、資本金は9,000万円、従業員数
18名、事業内容は自社開発商品(特許商品)製造
販売。
http://www.paag.co.jp/#open_key
ということで、(特許商品)製造販売と謳って
いるぐらいですから、特許出願や、実用新案登録
出願など多数に渡り、知財にかなり力を入れて
いるのがわかります。
http://www.paag.co.jp/patents/index.html
このパアグさんの「チャリベール」という、
自転車に付ける音声報知機というのが、日刊
工業新聞の新製品フラッシュというのに出て
いました。
以下が、パアグさんのホームページなのですが、
私もチャリラー??としては、ベルを鳴らしたりする
のが、「どけどけ」と言っているようで、申し訳ない
ので、「ちりんちりん」と鳴る鈴を取り付けたりして
いますので、買いたいなと思うのですが。
(パアグさんの回し者ではありませんので、
念のため。)
http://www.paag.co.jp/product/22/index.html
とはいえ、どれぐらいの音量で、鳴るのかとか、
どんなシステムなんだとか知りたいですね。
ということで、実用新案登録出願がされている
ようですので、調べてみましょう。
と言っても、株式会社バアグさんで検索をかけて
もほとんどヒットせず、取締役の住友さんが出願
人となっているのがほとんど(住友さん、かなりな
アイデアマンですね)ですので、こちらで調べると、
出ましたね。
出願が2015年の11月28日で、実登3202581
「車両用音声報知機」というものです。
【課題】
装置が大型化することを抑制しながら、周辺を通行
する人などに車両の接近を報知し易くすることが可能な
車両用音声報知器を提供する。
【解決手段】
車両用音声報知器1は、本体筐体の側壁に設けられた
放音開口3と、音出力回路部7と、放音開口3に近接して
本体筐体の内部に配置されると共に音出力面10aが
本体筐体2の底部側及び放音開口3側を指向するスピー
カー10と、本体筐体2の内底部に設けられてスピーカー
10の音出力面10aと対向すると共に放音開口3側を指向
するよう傾斜した傾斜面13aを有する音反射部13と、放音
開口3に対してスピーカー10の配置領域を隔てた箇所に
配置されたスピーカー10の音出力面10aの外縁と音反射
部13の傾斜面13aとを接続するように延びる湾曲した壁部を
備えると共にその音出力面10a側に臨む一面14aが放音
開口3と対向する音案内部14とを備える。
ということで、上のような構成にすることで、
音出力面が本体筐体の底部側及び前記放音開口
側を指向するようにスピーカーが設けられることで、
スピーカーが本体筐体の底部に対して傾斜することに
なり、スピーカーの音は音案内部でスピーカーの音
出力面から音反射部へと案内され、音反射部の傾斜
面に当たって放音開口に向かって反射するので、放音
開口、すなわち本体筐体の側壁から音を発し易くなり、
聞こえやすいんだそうですよ。
ホームページの商品情報のところの内部形状と、
ちょっと違いますが、販売商品は考案と形状が
違うのでしょうかね?