この前、「ザ!鉄腕!DASH!!」を見て
いましたら、収穫した新男米と、5年連続
国際コンクールで殿堂入りした「五右衛門」
という米を食べ比べ、新男米に足りない
のは、何か?などというのをやっていました。
http://www.ntv.co.jp/dash/tetsuwan_new/past/2016/0619/02/
最初は、お米の味の鑑定士が食べ比べ、
その後、神奈川県の厚木市で、味を測る
装置で味の違いを測定していました。
どんな装置なのか、手がかりがないか
見ていましたら、装置に「insent TS-5000Z」
と書かれていましたので、調べると、なるほど、
以下のようにありますね。
http://www.insent.co.jp/index.html
これは、味覚センサーというもので、300台
以上売れていると書かれています。
(番組では、1台1,000万円と言っていた
ような。)
製造販売しているのは、「株式会社イン
テリジェントセンサーテクノロジー」、
設立は2002年、本社は神奈川県厚木市、
資本金が12,500万円、社員26名となって
います。
社長挨拶というところでは、「我々は、
アンリツ株式会社研究所にて1989年に
九州大学の都甲潔先生と味覚センサーの
共同研究を開始し、多大なご教授と御協力の
もと、世界で初めて味認識装置の実用化に
成功致し、2002年には、アンリツ株式会社
から味覚センサー事業を引継ぎ、株式会社
インテリジェントセンサーテクノロジーと
して独立致しました。」となっています。
ということなので、アクセスマップを
見ると、この前とりあげた、
会社があるんですね。
この装置、カタログを見ると、先味として、
酸味、苦味雑味、渋味刺激、旨味、塩味、
甘味を測定でき、後味としては、苦味、渋味、
旨味コクが測定できるそうですが、先味、
後味などがあるんですね。
「後味が悪い」などと言いますもんね。
(・・・・ちょっと意味がちがうような。
(意味という漢字も「味」という漢字が
使われており、意味という「意味」も??
味に関係するのでしょうか?))
ということで、この装置どんな特許出願が
あるのか、調べてみましょう。
九州大学の都甲潔先生と、株式会社インテリ
ジェントセンサーテクノロジーの論理和で検索
すると、随分あるんですね。
都甲潔先生は、このほかに、上の表で、
「ガスセンサー」や「匂いセンサー」を抜き
忘れているものがありますが、以下のように、
匂いセンサーや、他のセンサー方式、医薬系の
研究もしているようですね。