ということで、今回も、IPCが「0000 0/00」
に分類されている特許出願を調べてみましょう。
特開2005-086994「ファン発注による、タレント
へのオーダーメイド映像、写真、音声、楽曲
などの販売と、そのペイバックシステム」
というものがあるのですが、以前に書いた
ように、俗に言う、「ビジネスモデル特許」が
出始めたころは、これらは、「0000」が割り
振られていたようですので、きっとこの理由で、
これが割り振られたのでしょう。
この発明は、個人の方からの出願なのですが、
「0000」ではないですが、この方は、以下の
ような出願もありますので、ちょっと覗いて
みましょう。
・ 特開2007-233427
なんか、すごいでしょう?
何が書いてあったんでしょうね?
・ 特開2007-280338「人間の点数」
中略
以下、省略。
大力作ですね。
(人間が採点されちゃって、大変ですが)
・ 特開2008-226212「メロディーの点数」
請求の範囲は省略しますが、以下のように、
性別、年齢別でもいろいろ違うそうです。
(「今の若者たちは」というのを見ると、お年を
召した方なのでしょうか? ちなみに、私は、
J-PlatPatからそのまま貼り付けているだけで、
女性の方とか、若者とかが、このブログを見て
いましたら、私のせいではありませんし、お怒り
にならないよう、念のため。
とでは、天と地の差がある」などと書かれていて、
ダグワドルジさん、怒りださないか、心配です??)
・ 特開2009-217649「感染予防システム」
【課題】
利用者が、容易に検査乃至治療を受ける
べきかを判断することが可能となる感染症
予防システム提供する。
【解決手段】
患者が接触した者の携帯電話の番号と接触
日時と接触者のメールアドレスとを格納する患者
データベース13備えるセンタサーバ10と;
前記センタサーバと通信回線を介して接続された
利用者端末と;を備え、センタサーバ10が、
検査結果が陽性である場合に接触した者のメール
アドレスに警告メールを送信する。
接触した方の電話番号とかをどのように調べる
のか謎ですが、残念ながら、拒絶査定となってしま
いました。
ということで、この方の出願は、2009年の公開で
終わってしまっていますが、発明はやめてしまった
のでしょうか?