それでは、分析の続きをおこなって
いくこととして、分析は、優先日で2007年
1月1日からのもので調べて行くことに
致しましょう。
分析するのは、
A61Q15 制汗、身体防臭剤
A61Q17 外部影響からの防護
A61Q19 スキンケア
A61P17 皮膚疾患治療薬
ですが、まずは、A61Q15を分析して、
次にA61Q15を除いたA61Q17、
その後、同じようにA61Q17、A61Q15
というようにそれぞれ調べることと
致しましょう。
それでは、A61Q15の制汗、身体
防臭剤です。
以前に調べた2000年からの出願を
再掲すると、以下のようになりますので、
ロレアル(8件)さんと、高砂香料(11件)
さんは、最近は研究への力の入れ方が減って
いるようです。
今回初めて、東レ・ダウコーニングさんが
出てきましたので、企業情報を調べておき
ましょう。
・ 東レ・ダウコーニング
読んで字のごとく、東レと米国ダウコーニング
(日本法人ダウコーニング・ホールディング・
ジャパン)との合弁会社で、本店は東京大手町、
設立1966年、資本金61億9,800万円、
従業員数900人で非上場、事業はシリコン、
ケイ素関連事業、ライフサイエンス分野で、
スキンケア、サンケア、カラーコスメ、
制汗剤などへのシリコン開発をおこなって
います。
それでは、制汗剤・身体の防臭製品には、
どんな製剤が含有されているのかを、この前
調べたA61K8/00「化粧品あるいは類似化粧品
製剤」のFIサブグループで調べると、以下の
ように、アルコールや物理的に特徴のあるもの
や、いろんな製品に使われている植物由来
製剤や、先ほどの東レ・ダウコーニングでも
あった、シリコン関係を含有させているよう
です。
(下のマップは、長くなるので、FIサブ
グループ分類名称は表示させていません)
これらの内容は後で詳しく見ることにして、
次回は、Fタームでも分析してみましょう。