平成24年に設立された、福島県の
さんから、移乗・移動ロボットというのが
発表されていますね。
今までの車いすとの大きな違いは、背もたれ
部分で体が支えられるのではなくて、前方の
ひじ掛け部分で体が支えられることだそうです。
どんな技術が使われているのかを見てみると、
意匠は登録1527937、1539330というもので、
最大のメリットが、身体を前方へスライドさせる
だけで、利用者がベッドや便座から一人で乗り
込むことができる、という、以下の株式会社
テムザックさんの特開2015-037437などの
技術が使われているんですね。
アイザックさんの移乗・移動ロボットのコン
セプトモデルを開発している「株式会社テム
ザック」さんは、設立2000年の、本社が
福岡県宗像市、資本金が10億7,763万円、
従業員数20名となっています。
特許出願数が40件と、いろいろなロボットを
開発していますが、意匠を見てみると、以下の
ようなものがありますよ。
・ 登録1293570「ロボット」
本物品は、各種イベント会場等での販売促進
活動や、PR、客寄せ等を行うのに好適なロボット
である。2足歩行による移動が可能であり、
人間に近い動きをさせることが可能である。
・ 登録1259476「ロボット」
主に家庭で使用される留守番用のロボットで、
カメラやマイク、スピーカ、通信手段、各種
センサ等を備えており、不在時における家の
中の監視や通報、外出先からの遠隔操作等
が可能である。
・ 登録1256276「緊急救護支援ロボット」
本物品は、主にイベント会場や空港、映画館
等において使用されるもので、熱中症や脱水
症状、貧血、持病悪化などによって、体調に
不安を感じた人等を現場から病院等へ搬送
したり、医療関係者が現地に到着するまでの
間の適切な応急処置等を支援するロボットで
ある。
・ 登録1220412「レスキュー作業用ロボット」
本物品は、主に被災地等の危険な場所での
救助活動時に使用され、土木作業にも好適な
レスキュー作業用ロボットである。
・ 登録1220401「土木作業用ロボット」
本物品は、被災地等の危険な場所での
救助活動に好適な、遠隔操作が可能な
土木作業用ロボットである。