この前、上のように、キッツさんの陸上
魚養殖について取り上げました。
キッツさんでは、今回、陸上魚類養殖
プラントの遠隔監視水質管理システムを
開発したそうで、停電時に非常運転できる
機能も付けて管理人員の手間を軽減できる
ようにしたそうです。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO11932960Q7A120C1000000/
受注したのは、ハタ類を養殖している沖縄県
農林水産部栽培漁業センターからだそうで、
水槽内にセンサーを設置し、水温、溶存酸素、
塩分濃度、PH値などを常時計測、データを
確認できるシステムとしているそうです。
ちなみに、沖縄県農林水産部栽培漁業セン
ターの種苗生産(人為的な設備、環境下で
魚類などを育成し保護した後、 自然へ戻して、
漁業の促進を図る栽培漁業において、稚魚を
育てることですね。)対象種は以下となって
います。
陸上養殖は洋上養殖に比べ、天候の影響を
受けにくい利点があるため、キッツさんでは、
市場規模が現在の135億円から50年度に
5000億円規模に拡大するとみており(と、
新聞に書いてありました。)、新規養殖プラント
の導入には金額が嵩むため、すでにプラントを
操業する業者向けに、遠隔監視システムを
追加で取り付ける需要を喚起したいそうです。
以下は、キッツさんの中期経営計画から抜粋
貼り付けさせてもらいました。
陸上養殖については、このほかにも、
トラフグ養殖、
士幌で,養殖実験中のトラフグ試食へ : 本別ブログ(ふるさと・東京本別会)
アイエムティーさんの室内エビ養殖 - 知財アナリストのひとりごと
フジキンさんのチョウザメ養殖
栃木県那珂川町での温泉を使った
トラフグ養殖
宮崎県綾町宮崎綾怪魚センターでの
ヒラメの養殖
海の魚ではないですが、青森県の七戸、
温泉かけ流し養殖の、温泉スッポン、東北
スッポンファーム
などなど、いろいろおこなわれています。
株式会社環境生物化学研究所から、以下の
ように、商標登録5301563となっています
ので、「とらふぐ(生きているものを除く。),
とらふぐを使用してなる加工水産物」、に
使うと怒られます。