ということで、前回はUSPTOで米国
特許を検索するための、概要の概要を
調べてみましたが、今回も概要を調べて
行きましょう。
まずは、「いつからいつまで検索できるん
だろうねー」と疑問に思うわけですが、
まずは前回同様、以下に入りましょう。
出願公開と、登録特許は、検索できる期間が
違っていますので、まずは、AppFTの右側の
「Quick Search」でもクリックしてみま
しょうかね。
そうすると、「おめでとうございます!
これは、特許出願公開情報を、フルテキ
ストとPDFの両方で見ることができる
データベースです。」となり、2001年
から、現在(前回調べたように、AppFT
では、出願公開は木曜にされますので、
2月の9日(木)。(アクセスしたのは、
2月の10日です))まで見ることができ
まーすと出てきます。
なんで2001年からしか見ることができ
ないの?というと、それ以前には出願公開
制度は用いられておらず、2000年11月29日
以降の出願でないと公開されなかったから
なんです。
(出願公開制度がなかったため、サブマリン
特許が問題になっていましたよね。(サブ
マリン特許を知らない方は、WEBでたくさん
ヒットしますので、調べてみてください。))
ちなみに、「おめでとうございます、
あなたが一番最初の出願公開です。」と
いうのを調べてみましょう。
まずは、先ほどのAppFTの上から3番目に
ある「Number Search」をクリックして、
「20010000001」と入れて、このままでは
うんともすんとも言ってくれませんので、
「Search」ボタンをクリックしましょう。
そうすると、「で~た~な~」という
ことで、以下のようになりますので、
赤枠のどちらでもよいですので、クリック
しましょう。
そうすると、フルテキストで読める
画面が出てきますので、試しに、
「Image」ボタンをクリックしてみま
しょう。
ということで、出願日は2000年の11月
29日の出願公開が適用される初めての
日で、出願公開は2001年3月15日
(continuation of application(継続出願)
が1999年8月17日となっています)、
この当時、発明者しか出願できません
でしたので、出願人や譲り受け人の欄は
なくて、発明者だけが書かれています。
ちなみに、日本も、昔昔の大昔??は、
出願公開制度はなくて、昭和45年の
法改正において、採用されています。
次に、登録特許はいつからいつまで
調べられるのか、見てみましょう。
試しに、最初の画面でPatFTの
「Quick Search」をクリックしてみま
しょう。
そうすると上のようになって、1976年
からはフルテキストで、1790年から、
PDFで見ることができ、火曜日公開です
ので、2月の7日(火)まで、見ることが
できまっせ、となっています。
ただーし、赤字のところが途中で切れて
いますが、1790年から1975年までは、
「発行日、特許番号、US特許分類
(「Advanced Search」画面では、このほか
に、IPCとCPC)を知らないと、検索して
やんないもんねー。」と書かれています。
(古い物でも、発明者名などを打ち込んで、
出て来るものもありますが、100%では
ありません。)
それでは、「古いものは、なんでもかん
でも100%検索できんのか?」というと、
いざ知らず、以下をクリックしてみましょう
ということで、上のほうに、1976年から
と、1790年から検索できる範囲が書かれて
いますが、「なくなっちゃったものがある
んで、えろう、すんまへんなー」と書かれて
おり??赤枠に囲まれたリンクをクリック
すると、検索できない番号がズラズラズラー
っと出てきます。(withdrawnもあります)
尚、アメリカの昔の特許の詳しい話は、
以下をどうぞ。