次は、PatFT特有なフィールドコードです。
・ PN:登録番号
・ ISD:発行日
・ PPPD:同一の出願に関して、以前に
発行された特許文献
以下の場合には、出願公開公報です。
・ REIS:再発行特許
詳細を知りたい方は、以下の35 U.S.C.
251条、MPEP(特許審査手続き便覧)の
Chapter 1400をどうぞ。
http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/fips/pdf/us/tokkyo.pdf
https://www.uspto.gov/web/offices/pac/mpep/
検索する場合には、reis/8717663と
いうように、特許番号を入れましょう。
・ RPAF:再発行出願日
「再発行を、なんとか、おねげーします
だ。」とお願い??した日ですね。
・ AFFF:せんせい!!
施行規則37 C.F.R. 1.130(b)での
宣誓供述書、または宣言書。ヘルプ
では、通称、「セクション130(b) affirmation」
となっています。
このフィールドコードは、フラッグが
立つか立たないかで判断しますので、
「afff/yes」と入れましょう。
・ AFFT:そ~れ~は、せん~せい~
上記内容です。
・ LREP:Attorney or Agent
書かなくてもわかりますね。
・ EXP:責任審査官
この前、調べたのと同じように、
exp/姓-名-ミドルネームのイニシャル、
と入れましょう。
・ EXA:審査官補
・ REF:引用特許
特許番号を入れることにより、その
特許を引用している特許を調べることが
できます。
たとえば、ref/5096294と入れると、
以下のようになります。
(すなわち、審査官が、5096294を拒絶
理由に挙げた文献が出て来ます。)
上は、5,185,640をクリックした場合
ですが、さらに、上の、「Referenced by」を
クリックすると、さらに、5,185,640を引用
している特許が出てきます。
この引用、被引用を調べることにより、
どのような企業がその技術の開発を
おこなっているのかなどを調べることが
できます。
尚、以下のように、US文献にはリンクが
張ってありますが、他国の文献には
リンクが張ってありませんので、必要
なら、エスパスネットやパテス子さん
(Patentscope)、Lensなどで調べることに
致しましょう。
・ FREF:上の外国引用です
・ OREF:その他の引用
先行文献として、書籍やジャーナル、
講演予稿集などがある場合です。
続く。