日刊工業新聞に、「評価高まる小型風力
発電機」という記事が出ており、調べると、
「内外特殊エンジ、屋上に設置可能な小型
風力発電機を拡販」という記事が、1年前
にも出ていました。
(途中で切れてしまっていますが。)
内外特殊エンジって、どんな会社だ?と
思って調べると、「平成5年設立し、特許
繊維加工機械・各種省エネ装置・小型風力
発電機の製造販売を行っております。」と
なっており、創業は昭和11年、本社は
京都市、資本金2,100万円、事業内容は、
各種の特殊繊維機械の製造・販売、省エネ
機器・発電機器製造販売、だそうですね。
http://www.naigai-special.co.jp/index.html
展示会にも小型風力発電機を出品
してるんですね。
展示会のご案内:内外特殊エンジ株式会社/内外特殊染工株式會社|新テクノロジー創世
ホームページの屋根のてっぺんに取り付け
てある羽根がそうなんでしょうか?
新聞によると、ヨットの帆のように風向きに
応じて向きを変え、風を無駄なく利用でき、
8枚の羽根で、1.5m/sの弱い風から発電
でき、騒音が少なく、出力は1~3KWだそう
で、今後東北地方で展開したいんだそう
ですよ。
特許出願を調べると、7件中3件が風力
発電装置で、力を入れているのがわかり
ますね。
一番最近のものを見てみると、強風対策
なんですね。
【課題】
強風時でも羽根の破損を生じることなく、
風力の大きさに応じて高い出力が得られる
小型の風力発電装置を提供する。
【解決手段】
保持台板上に支持された水平回転軸10、
水平回転軸に取着された複数枚の回転翼
16からなる翼車、回転のエネルギを電気
エネルギに変換する小型発電機、伝動機構
および方向舵の役割をなす尾翼を備える。
水平回転軸10の回転動力によって回転子が
回転させられる小型発電機36a、36b、
36cを複数台設置し、小型発電機の界磁
巻線に励磁電流を流す励磁回路56a、
56b、56cを制御するコントローラ60a、
60b、60cを設け、風速状態に応じて
小型発電機の励磁回路を制御し小型
発電機の稼働台数を変える。
日本では、台風対策が重要で、風力発電機が
台風で壊れたという話を耳にしますので、内外
特殊エンジさんにも頑張っていただいて、台風
でも壊れない、頑丈な小型風力発電機を、是非
お願いしたいものです。