キャリロを応用した、マンション内での自動
走行宅配ロボット「CarriRo Express(キャリロ
エクスプレス)」や歩道を自動走行する宅配
ロボット「CarriRo Delivery」の実証実験を
開始するそうですね。
http://www.zmp.co.jp/news/pressrelease_20170518-2?lang=jp
http://www.zmp.co.jp/wp-content/uploads/2017/05/Pressrelease_20170518-1.pdf
意匠も登録されていますね。
・ 意匠登録1572197
・ 意匠登録1571814
ZMPさんでは、他に、かっこいい、
「無人飛行機」意匠登録1552226などと
いうものもありますが、
上のURLにも書かれているように、キャリロ
エクスプレスや、キャリロデリバリーは、今まで
出していた自動追従機能を備えた物流支援ロボ
のキャリロを応用した製品なんですね。
https://www.zmp.co.jp/carriro/
ということで、ZMPさんの正式名称は、
「株式会社ZMP」、設立2001年、本社が
東京都文京区、資本金545,795,000円、
主な事業内容は、ADAS(先進運転支援)、
自動運転技術開発用プラットフォームRobo
Carシリーズ及びセンサ・システムの開発・
販売、移動体メーカ(自動車、商用車、建設
機械、農業機械、物流搬送機器、屋外作業
機械等)向け自動運転等の開発支援、実験
代行業、物流支援ロボットCarriRoの開発・
販売、大学・企業向け研究用ロボット、
ロボット教材などだそうですね。
キャリロ技術を見てみると、特開2017-040594
「距離センサー及びそれを用いた搬送用ロボット」、
特開2017-041188「荷物運搬装置およびコンピュー
タプログラム」などがあり、以下となっています。
・ 特開2017-040594
・ 特開2017-041188
【課題】
操作者が操作する親機とその親機に自動追従
する子機との組合せによって荷物運搬を省力化
する技術において、操作者に対して子機がコミュニ
ケーションを取るようなインタフェイスを提供する。
【解決手段】
子機(β,γ)は、移動のための駆動ユニットと、
親機(α)または他の子機(β,γ)のビーコンを
視認するためのビーコン視認カメラ(IRカメラ)を
親機(α)側に備えるとともに、そのビーコン視認
カメラによる画像データから追従状態を判断する
制御装置と、操作者への伝達事項を音声にて
伝えるためのスピーカとを備える。 制御装置は、
前記の子機(β,γ)におけるビーコン視認カメラ
からの画像データから運搬状態に異常が発生
したと判断した場合には、異常事態を操作者へ
伝えるための音声を前記のスピーカから発声
させる。
宅配便作業者の長時間労働が問題となって
いますので、うまくいってくれて、さらに
宅配便の低価格化につながるといいですね。