(EON Sports VRから貼り付け)
この前、日経新聞で、VRをスポーツ
練習に取り入れている話が出ていました。
東北楽天ゴールデンイーグルスは、NTT
データと共同開発したVR機器を用い、
各球団の投手の映像に球種やスピードなど
のデータを加えて投球を再現しバッティング
練習に取り入れているそうで、6月8日終了
時点でのチーム打率は、パリーグ2位の2割
7分6厘で、順位は今のところ1位ですね。
世界初、プロ野球球団が監修したVR[バーチャルリアリティー]技術による選手のトレーニングシステムを提供開始 | NTTデータ
EON Sportsの米大リーグが使用するVR
打撃練習機器を導入しており、チーム防御率が
ダントツ最下位の3.99のところ(失点も
最下位です)、チーム打率は3位の2割4分
7厘で(得点も3位です。)、このため、順位を
3位に押し上げています。
巨人は連敗を続け、最下位転落か?(最下位
ヤクルトとはまだ差がありますが)、という
状況ですが、チーム打率が最下位の2割3分7厘で、
VR打撃練習をやっていないせい???
(きっと違うと思いますが・・・・・。)
まあ、このブログは、野球解説ブログでは
ありませんので、統計的なデータも何も示せま
せんし、VR打撃練習をしていないチームで
打率のいいチームもありますので、打率の話は
これぐらいにして、このVRスポーツの話に
戻しますと、米国ではこのVRを使ったトレー
ニングが盛んで、たとえば、STRIVR Labsの
開発した、アメフトトレーニングマシーン
などを使用しているそうで、バスケやサッカー、
アイスホッケー、スキーなど30チームも
使用しているそうです。
STRIVR Labsはどんな技術か調べると、
US2017/0039881「SPORTS TRAINING USING
VIRTUAL REALITY」というものです。
詳細は省きますが、以下のようなアメフト
トレーニングが例として書かれています。
ちなみに、STRIVR Labsはスタンフォード
大学から生まれており、以下となります。
STRIVR | Immersive Performance Training in Virtual Reality
ということで、このVRを使ったシステムは、
トレーニングにとどまらず、VR中継として視聴
者が選手をあらゆる角度から見るようなシス
テムを構築し、米プロバスケは、VR試合中継を、
有料で開始しています。
http://vrinside.jp/news/vr-sports-streaming/
中継する試みをしたそうで、一時的に
アクセスが集中したそうですね。
https://www.360ch.tv/videoview/170
今後、この試みはどんどん増加し、東京
オリンピックでは、VR視聴ができるように
なるのかも。
ということで、DeNAが導入したEONの
技術のほうを調べると、VR技術は種々出願
されていますが、たとえばUS2017151484
「VIRTUAL REALITY SPORTS TRAINING
SYSTEMS AND METHODS」は以下のように
なっています。
(2017年6月1日の公開ほやほやです。)
ちなみに、EONの本拠地は、EON Reality
USA Global Headquartersで、カリフォル
ニアに、グループのEON Sports VRはカン
サスシティーにあり、その他のグループ
会社は以下のようになっていますよ。
EON Reality Global Offices - EON Reality