企業名は「ダイヤ工業株式会社」、創立が
1963年、本社が岡山市、資本金1,000万円、
従業員数119名、事業内容が医療用品の
開発、製造、販売となっており、商品は
サポーターやコルセット等となっています。
https://www.daiyak.co.jp/index.html
このダイヤ工業さん、パワーアシストグロー
ブというのも開発しており、2017年の9月に
REモデルというのを出しています。
https://www.daiyak.co.jp/product/detail/280
布地とゴムチューブを組み合わせ、人工
きんに君(筋肉ですね)に圧縮空気が入ると、
ふわっと手の広げる動きを補助することができ
るんです。
手のひら側と甲側との伸び縮みの違いに
応じて別の素材を採用しているそうですが。
新聞によると、リハビリ中の長嶋さんにも
使ってもらえるように、関係者を通じて
巨人の球団事務所に打診中だということ
ですので、我らが英雄、長嶋さんにも是非
使っていただいて、東京ドームでカックラ
キーンと、ボールを打つ雄姿を見せて欲しい
ものです。
(私は、ダイヤ工業さんとは縁もゆかりも
ありませんので、念のため。)
どんな発明か調べると、WO2012/124546
「手袋型パワーアシスト装置」となっています。
【要約】
使用時の違和感がなく、装着も容易で、
日常生活において使用しやすい手袋型
パワーアシスト装置を提供する。
手袋型パワーアシスト装置を、指挿入部
11を備えた手袋10と、指挿入部11の背側に
沿って固定されてその固定された側における
長手方向に沿った伸長が制限された伸縮
チューブ20と、伸縮チューブ20に流体を
供給するための流体供給手段とを備え、
伸縮チューブ20に流体を供給して伸縮
チューブ20の腹側よりも背側を伸長させる
ことで、伸縮チューブ20を腹側に湾曲させて
手指の屈曲動作を支援するものとして、手袋
10の実質的に全体を、伸縮性を有する伸縮
性基材13で形成する一方、その指挿入部
11の背側と腹側の境界となる脇線L1を、
指挿入部11の長手方向への伸長が拘束
された非伸長性を有する構造とすることに
より、着用者の手指の関節の屈曲点を中心
として伸縮チューブ20を湾曲させることが
できるようにした。
ダイヤ工業さんでは、ホームページに
あるような商品について、以下のような
特許出願がありますよ。
(ダイヤ工業さんで検索をかけると、他の
ダイヤ工業さんもヒットするので、申請人
識別番号で検索をかけています。)
尚、特開2017-046754「アクチュエータ
及び身体支援装置」というのは、以前、
以下のように、他からも出ていますが、
こっちらのほうも、マッキベン型アクチュ
エータについてです。
・ 特開2017-046754
【課題】
従来のものよりも低い圧力で同等以上の
収縮力を発生させることができるマッキベン
型のアクチュエータを提供するものである。
【解決手段】
加圧すると膨張する内側チューブ11と、
内側チューブ11の外面を覆って内側チュー
ブ11の膨張を規制する外側スリーブ12
とで構成され、内側チューブ11の径方向の
膨張が外側スリーブ12によって長さ方向
の収縮に変換されるようにしたマッキベン
型のアクチュエータ10において、内側チュー
ブ11を、伸び率100%以上の弾性材料に
よって形成した。