それでは、新しい機能がどうなっている
のか調べて行きましょう。
まずは、テキスト検索できる範囲が拡大
されたとなっていますね。
「おーっ、古いものもテキスト検索できるように
なったのか。」ということで、本当にそうなのか
調べてみましょう。
以前に以下のようにカトレアさんの実用新案
出願公告について書きました。
実用新案出願公告については、上のように、
大正11年からOKとなっていますので、試して
みましょう。
https://www7.j-platpat.inpit.go.jp/tjk/tokujitsu/tjkt/TJKT_GM201_KeywordSearchCount.action
考案の名称は「洋食「パン」」となって
いますので、以下のように入れてみましょう。
そうすると、以下のように、「残念でした、
そんなのないですな。」と出てきます。
「え~~、入れ方が悪いのか?」などと
つぶやきシローさん状態で、「油揚ゲトナシ
タル」とか、「芯ニ挿入セル」とか書かれて
いる文字を入れてみるのですが、「残念
でしたね、またどうぞ。」と言われてしまう
だけなんです。(請求の範囲とか、全文とか
色々試してみてもおんなじです。)
そうなんです、キーワードで検索できる
ようになったと言っても、OCRが正しく読み
取れるようになってからの文献だけがキー
ワードで検索できるんです。
ということで、古い文献まで正しく検索
するのには、以前と同じように分類で検索
しないといけないんです。
(INPITさんの言うのには、昭和46年頃
から検索できるのでは?と言っていました。)
ということで、次回はキーワードや特許
分類の入れ方の注意事項を調べてみま
しょう。
それでは、また。