それでは、今回は新しくなった「特許・
実用新案検索」での注意点を調べて
行きましょう。
まず、以前の「テキスト検索」と「分類
検索」で違っていた、FI、Fターム、IPC
検索での前方一致・後方一致・完全一致
検索と階層検索が、新しい方式ではどう
なっているのかを見てみましょう。
http://www.inpit.go.jp/content/100863757.pdf
上のURLの52ページに書かれており、
貼り付けると以下のようになりました。
(下はFIだけ貼り付けましたが、Fタームも
IPCも同じです。)
階層検索というのがどういうものなの
かは、以下を見てください。
すなわち以前の分類検索の入れ方に
なったんですね。
ということですので、以前のテキスト
検索では、以前に以下に説明したような、
A01B1/00?
A01B1/?
A01B?
という入れ方ができましたが、新しい
方式では、この入れ方はできなくなり
ました。
次は、テキストの入れ方で、以下は同じ
ですね。(新マニュアル50ページ)
英語は動詞の過去形なども上のように
一緒に検索してくれますが、派生語、
すなわちcreateに対するcreatorやcreation
などは検索してくれませんので、creat*
などと以下のようにワイルドカードを使い
ましょう。
英語のフレーズ検索やワイルドカード検索
などは、シングルクォーテーションで、
'mobile phone'
'creat*'
などと致しましょう。
ワイルドカードの説明は以下となりますよ。
検索に非常に有効な、近傍検索は、この前
書きました。
論理式での検索を使う方は、その道の
プロ?でしょうから説明の必要はないですね。
後は、いろいろ細かいところがありますが、
大きな違いはこんなところでは?