「Lens」や「レンズ」とウエブブラウザーで
打ち込むと、カメラのレンズや光学系
レンズの話がヒットしてくるわけですが、
Yahooで「The Lens」と打ち込んでみたら、
おレンズさんが最初にヒットしてきて、
「お~~、おレンズさんも有名になって
来たな!」と思ったわけでして。
ということで、おレンズさんも新しくなりまし
たので、久方ぶりのシリーズ物で、再度新しい
バージョンの使い方を書いていきましょう。
「Lensってなんだ?」というのは、以下をまずは
見ていただけるとわかるわけでして。
以前に書いた使い方の簡単な説明は、以下の
特許検索海外編の12~15などを見てください。
ということで、まずは以下から入りましょう。
今回新しくなったのはいろいろありますが、
まあ、学術文献を検索できる「Scholar Search」が
できたことでしょう。
また、最初のホームページ画面も前と変わって
います。
特許検索は「Patent Search」をクリックして
もらい、学術文献は「Scholar Search」をクリック
してもらうと次の検索画面に入ることができますが、
残念ながら、IE(インターネットエクプロアラー)を
使うと、うまく次の画面に遷移してくれません。
PCの2種類で試しましたが両方うまくいきま
せんでしたので、やはりIEのせいなのでしょう。
Google ChromeとEdgeを使うとうまくいきます
ので、これ以後の説明はChromeかEdgeで
説明していきます。(そのほかのブラウザーでは
試していませんので、情報がおありの方は
清きご一報?を。)
尚、説明はPCを用いていますが、スマホでも
(もちろん、タブレットでも)検索はOKです。
それでは、まずは、一番最初のページの△印を
クリックして最初の説明を聞いてみましょう。
説明は英語でされていますが、非常にわかり
安い英語(とはいえクロコダイルダンディーで
有名になったオーストラリアなまりですが。)です
ので、「おら英語は得意だで。」という方は聞いて
みてください。
(チュートリアルは他の言語で聞くことができま
せんが、書かれている説明を日本語に翻訳する
機能があります。ただし、感触はわかりますが、
よくわからない日本語に翻訳されるのでここで
方法は説明しませんが、Google翻訳よりおバカ
ですので、試したい方は試してみてください。)
上の画面の説明に戻って、右側の変なマークを
クリックすると画面が最大になりますよ。
ここでは何を説明しているかというと、以下の
ような説明をしています。
まずは、学術文献のデータがどこからいくつ収載
されているかが説明されており、現在約2億と
なっています。
またソースは、PubMed(論文検索では有名ですね。
約2800万)、Cross Ref(約1億)、Microsoft Academic
(約1億6000万)となっています。
上は、他の検索サイトとの比較です。
(結構、企業や国研などでScopusを使って
いる人も多いのでは?)
尚、ヒットしたすべての学術文献を見る
ことができるわけではなく、やはり、お金を
払わないと見ることができないものもあるのは、
他の検索サイトとおんなじです。
(どの文献がお金を払わないで見ることができる
のかは、「Scholar Search」の説明のところで調べ
ましょう。)
上は特許関係のDB比較です。
バイオ、医学関係以外の方には関係ありま
せんが、Sequence Dataというのは、遺伝子
情報です。
上はデータソースです。
見ればわかると思いますので説明は省きます。
ということで、検索式を保存したり、いろいろ
便利な機能が付いており、以下は「須川王花陣」の
名前でログインしたものです。
(ログインしなくても使えますが、自分の名前を
登録すると自分のワークエリアで使えますよ。)
まずは第1回目でしたが、次回からは具体的な
使い方を見て行きましょう。
それではまた。