それでは、ほかも見てみましょう。
・ USP5631973
出願日:1994年5月5日
出願人:SRI
被引用回数:220回
発明の名称:Method for telemanipulation
with telepresence
メガネが必要なくなったのか?と
いうとそうではなくて、臨場感を
持って操作するためには、やっぱり
まだ以下のようにメガネが必要
だったんです。
前の出願と何が違うかというと、
映像化装置に接続された位置センサーが、
位置を感知し、プロセッサーが可視
リアルタイムイメージを透視イメージに
変換し、このイメージに対してハンド
コントロールによりエンドエフェクターを
操作する結果、以前の発明よりも、
お医者さんは、本当の手術をおこなって
いるような臨場感で、エンドエフェクター
やマニピュレーターを操作できるんだ
そうですよ。
それでは、眼鏡型から、現在のディス
プレイ型原型は、いつできたのか?
というと以下のようになるんです。
・ WO98/03021 SRI
SMALL VISION MODULE FOR REALTIME
STEREO AND MOTION ANALYSIS
これは、手術型ロボットに限定されて
いませんが、まずはこのような研究が
されていたんですね。
・ USP 6424885 IS
出願日:1999年8月13日
Camera referenced control in a minimally
invasive surgical apparatus
被引用回数:193回
・ USP6720988 IS
出願日:1999年8月20日
Stereo imaging system and method for use in telerobotic systems
被引用回数80回
ということで、眼鏡型ではなく3D
ビジョン型が1999年頃に完成し、
2000年からの発売につながったん
ですね。
続く