前回のトヨタさん2004年出願の続きです。
・ 2004年
「打楽器演奏マニピュレータとその
マニピュレータを備えたロボット」
【課題】 アクチュエータの性能に関わらず、
単打もロールも好適に実施することが
できるマニピュレータと、そのマニピュ
レータを備えるロボットを提供する。
この前の打楽器ロボットの叩く部分で、
単打だけでなく、「だららららららら~~~」
というロールもできるようになったそうで。
「移動式ロボット」
上のロボット本体です。
「ロボット及び通信ロボットシステム」
【課題】 早期に周囲の環境に適応する
ことができるロボット及び通信ロボッ
トシステムを提供することを課題とする。
【解決手段】 ロボット1に関する環境を
検出する検出手段2,3と、予め想定
される複数の環境に応じてそれぞれ
学習させた複数の遺伝子11a,11bと、
検出手段2,3で検出した環境に応じて
複数の遺伝子11a,11bを切り替える
切替手段13とを備え、切替手段13に
より切り替えた遺伝子に基づいて行動
することを特徴とする。
日産さんのイワシの大群がぶつからないで
泳ぐバイオミメティクス応用の、下のエポロ
君の先駆けでしょうか?
・ 2005年
「演奏制御装置、楽器演奏ロボット、
ロボットによる楽器演奏方法」
【課題】接触位置の損傷による楽器の
短命化を防止する。
打楽器演奏ロボットも、いよいよ制御に
移って来たようです。
「ロボットとその制御方法」
【課題】 実際の支持脚の足平配置を計測し、
実際の足平配置と歩容データが記述する
足平配置経路の偏差に基づいて歩容
データを補正しながら歩行するロボットに
おいて、歩容データが記述する足平配置
経路に自然な動作で復帰することが
可能な技術を提供する。
いよいよ実際に歩きながらの制御方式と
なって来て、以下も歩行の制御です。
「歩行ロボットおよび歩行ロボットの歩行
制御方法」
「脚式移動ロボット及び車輪移動式
人型ロボット」
「多関節ロボットに教示する動作データ
の作成装置と作成方法」
「ロボット群の制御システム、及びロボット」
【課題】ロボットの無線通信手段を2以上に
分け、安価に信号の伝達信頼性を向上させる。
今までは単体での演奏ロボットでしたが、
大掛かりになって来ましたね。
・ 2006年
2006年になると、研究は自立して移動する
ロボット段階となっており、「自律移動装置」が
多数を占めており、このほかに以下のような
発明もありますよ。
ロボットの制御方法」
【課題】発話者から発生する音声を認識
ロボット、および音声認識ロボットの
制御方法を提供すること。
「人物識別システム」
【課題】特定人物の識別精度の向上が
図れる人物識別システムを提供すること。
【解決手段】特定人物Mの識別を行う
人物識別システムであって、特定人物
Mを追尾して移動するモビルロボットR
により特定人物Mの識別に用いる特徴
情報を取得し、その特徴情報の取得時
の時刻情報に基づいて特定人物Mを
識別するための特徴情報を選択し、
その選択された特徴情報を特定人物
Mの識別に用いる識別情報として
設定し、特定人物Mの識別を行う。
ふ~~~ん???