以下のように、ソニーさん、テニスセン
サーで稼ぐんだ、という記事が出ています。
ソニー、「テニスセンサー」大量導入で描く成功のシナリオ:スポーツIT革命の衝撃 - スポーツイノベイターズオンライン
スポーツクラブを運営するルネサンスが
2017年4月から、全国39拠点で展開する
テニススクールで、ソニーが開発した
「スマートテニスレッスンシステム」を
順次導入するそうですが。
このシステムは、ソニーが2014年5月に
発売したそうで、ラケットのグリップエンドに
装着するセンサー「Smart Tennis Sensor
(スマートテニスセンサー)」を使って
ショットを計測すると同時に、テニスコートに
設置したビデオカメラでプレーヤーの動きを
映像で記録して、コート内外で自分の
プレーを映像とデータで確認できるそうです。
データを活用したトレーニングが浸透して
いるそうですが、一般プレーヤーのレッスンに
このような最新テクノロジーを大規模導入
するのは、世界的にもほとんど例がない、
とのことですが。
以前に何かの展示会に行ったときに、
ソニーさんが、テニスのレッスンシステムの
デモをやっていましたが、これだったん
ですね。
調べると、なるほど、ソニーさんの、
スマートテニスセンサーというのがあり
ますね。
ということで、お約束の(「誰も約束
なんてしてねーぞ。」という声はスルー
致しましょう。)、特許出願を調べて
みましょう。
調べると、以下のように、2012年頃
から開発に着手していたようです。
一番古いものを見てみると、
【課題】
ユーザによるスポーツのプレーの状態を
より的確に把握する。
【解決手段】情報処理装置は、スポーツを
プレーするユーザの挙動を示すセンサ情報を
取得するセンサ情報取得部と、上記センサ
情報に基づいて上記スポーツにおける
プレーイベントの発生を検出し、該プレー
イベントに対応するプレーイベント情報を
生成するプレーイベント情報生成部とを含む。
というように、センサーをスポーツ用具に
装着するという基本概念はありましたが、
実際、どのようなセンサーにして、どの
ように取り付けるのかなど、まだ具体的では
ありませんでした。
これが次の出願では、
というように、解析手法などの発明がされ、
特開2015-082817では、
というようにスマホとの連携が図られ、
特開2014-107237では、
というように、具体的なセンサーが発明
され、更なる改良が加えられているようです。
ということで、アマチュアテニスプレーヤーの
皆様、一回レッスンいかがです?
(例によって、このレッスンを受けたからと
いって、腕前が上達するのを保証するもの
ではありませんので、念のため。)