この前、テレビを見ていましたら、パン屋
さんのレジ待ち行列を解消する、ベーカリー
スキャンという、パンの種類を一瞬にして
判断し、値段を計算するレジを取り上げて
いました。
ちょっとお値段の張る商品には、ICタグ
などを付けて、値段を計算するセルフレジ
などが、ぼちぼちと、出てきていますが、
お値段が安い商品で、しかも包装されて
いない商品にはICタグなどを付けるのは、
方法、コスト面で非常に難しいですので、
どのように判断をしているのか見ていたら、
画像処理で判断しているんですね。
これを開発しているのは、本社が兵庫県
西脇市、設立が1982年、資本金5,000万円、
従業員数20名、事業内容が通信・情報
処理・制御・計測・放送・医療などに関する
コンピューターシステムの研究・開発、という
株式会社ブレインさんです。
BakeryScanは商標登録もされており、
商標登録5561107、指定商品は、
「金銭登録機,写真機械器具,電気通信
機械器具,電子応用機械器具及びその
部品,画像識別用電子計算機プログラム,
画像識別用電子計算機プログラムを記憶
させた記憶媒体,画像識別用電子計算機,
販売時点情報収集管理用キャッシュレジ
スター及び電子計算機,電子式キャッシュ
レジスター用電子計算機プログラム」
だそうですよ。
テレビによると、導入時に、パンの画像
登録を行う必要があるそうで、AIにパンの
種類を学習させるんだそうです。
取り上げていたパン屋さんでは、70種類の
パンを覚えさせるのに5時間と言っていま
した。
同じようなパンは、色の分布などで判断
するそうで、この技術を応用した食事識別
システムも現在開発中と言っていましたが、
ホームページでは、食事識別システムや、
画像識別セルフレジなど、いろいろ取り上げ
られていますね。
ちなみに、AI-Scanというのもブレインさん
から商標登録5904716となっており、
写真機械器具,光学機械器具,デジタルカメラ,
電子計算機及びその周辺機器,電子計算機用
プログラム、電子計算機用プログラムの設計・
作成又は保守,電子計算機の用途に応じて
的確な操作をするためには高度の専門的な
知識・技術又は経験を必要とする機械の性能・
操作方法等に関する紹介及び説明,電子計算
機の貸与,電子計算機用プログラムの提供
に、使うと怒られます。
どんな発明があるのか、プラピ(J-PlatPat)
さんにお願いすると、以下のようになってい
ました。(お願いする場合、「株式会社ブレイン」
でお願いすると、同姓同名??が沢山出て
来てしまいますので、申請人識別番号でお願い
することと致しましょう。)
一番新しい特開2017-027136を見て
みると以下のようになっています。
ちなみに、導入されているお店屋さんも
紹介されていますので、お近くにお住いの
方は、「おー、これか!」と、まじまじと
覗いてみてください。
導入事例 - [世界初]の瞬撮会計でレジ業務に革新をもたらす「BakeryScan (ベーカリースキャン)」はお客さまの声に応えて進化を遂げ続けます。