消防服って、暑そうですよね。
あげくに、火のそばで作業するんです
もんね。
ということで、帝人さんでは、消防服の
内側に温度を検知するするセンサーを
取り付け、熱中症を予防するウエアラブル
システムを開発したそうで。
新聞によると、帝人さんは、消防服の
国内シェアが60%強とトップで、アラミド
繊維では、デュポンと世界シェアを二分
しているんだそうです。
全く知りませんでした、です、はい。
ということで、発明を調べると、2017年
8月17日公開の、再表2016/060222
「警報システムを備えた防護装備」と
なっています。
【要約】
安全性、作業性、便利性を確保しつつ
熱中症の危険性を警報することのできる、
警報システムを備えた防護装備を提供
することを目的とし、警報システムを備え
た防護装備であって、前記警報システムが、
前記防護装備の着用者の生体情報を
検知するセンサーと、前記センサーが
判断する判断手段と、前記判断手段から
の指示により危険性が高まったことを
警報する警報手段と、前記警報手段が
発動した場合に警報を送信する送信手段と、
前記警報手段と前記送信手段とを制御
する制御手段と、を含むことを特徴とす
警報システムを備えた防護装備である。
【背景技術】
【0002】
過酷な環境で作業を行う作業者に
とって、作業中の体調を管理することは
重要である。例えば、熱中症と呼ばれる
現場においては作業者の命の危険にも
つながることがある。特に、消防活動に
おいて消防士は、防火服などの防護
装備に加えボンベや各種装備を装着・
携行し、火炎に近接した高温環境下で
作業することとなる。さらに、防火服は
その特性上、防火服内に熱がこもり易く、
消防士が熱中症の危険性にさらされる
リスクが高い。一方で、消防士はその
使命感から、体力限界以上の活動をして
しまうこともある。かかる背景のもと、
消防士が熱中症の危険性が高い状態で
あることを検知・報知することが求めら
てきた。
ということで、熱中症にならないように、
是非頑張って欲しいものです。